大阪市北区の梅田駅近くの歯医者カツベ歯科クリニックの「お知らせ・コラム」ページ

カツベ歯科クリニックのオールオン4(All-on-4)の症例を掲載します。

オールオン4とは歯科治療の一種で、失われた歯を補うためのインプラント手術の方法です。通常、オールオン4は、下顎または上顎の歯を一度に4本のインプラントで支える方法を指し、手術したその日のうちに噛めるようになる(仮歯が入る)ことが魅力です。

今回の患者様は、50代男性です。

歯周病が進行し、複数本の歯が抜けてしまったと来院時にご相談いただきました。ほとんどの歯が使えないため、お食事の際に非常に困られている状況でした。人工歯を差し込むためにCTを撮影し、どのようにインプラントを差し込むか治療計画を立てますが、この患者様はザイゴマインプラントとなりました。

ザイゴマインプラントとは、インプラント治療の一種で、頬骨にインプラントを埋め込む治療法です。ザイゴマとは頬骨(ほっぺたの骨)という意味で、顎の骨にインプラントを埋め込む通常の治療とは違い、とても長いインプラントを使用します。

頬骨を利用してインプラント治療を行う最大の理由は、顎の骨が不足していることが挙げられます。

重度の歯周病や虫歯で歯を失ってしまったり、合わない入れ歯を長期間使用し続けたことが原因で顎の骨が吸収(骨が痩せてしまう)してしまい、インプラントを埋め込む顎の骨の厚みや高さが足りなくなり、顎の骨にインプラントを埋め込むオールオン4での治療が難しい方でも適応できる特殊なインプラント治療です。

引用元：インプラントネット様

術前と術後の比較

当院のオールオン4のブリッジ(人工歯)は、当院専属の優秀な院内歯科技工士がお作りします。患者様の噛み合わせはもちろんのこと、見た目の歯の色味や歯茎のリアリティを追求します。

顔全体の印象の比較

担当歯科医師と歯科技工士で最適なものになるよう調整して、完成したオールオン4を装着すると、お顔全体の印象も随分と変わります。

歯周病によりガタガタだった歯並びも改善しましたし、口元が飛び出て見えることもなくなりました。

歯周病の間もお辛かったりご不便だったりされた患者様が、オールオン4を見付けてくださり、治療をご決断いただき本当によかったです。不安なことや質問があれば、初回のカウンセリング時にご遠慮なくオールオン4を担当する勝部院長にお尋ねください。

この度は手術とご来院をがんばっていただき、ありがとうございました。