お知らせ / コラム
ちゃんと飲み込める?❝摂食嚥下障害❞は早期発見が大事!
こんにちは!カツベ歯科クリニックです🦷✨今日は摂食嚥下障害の話をお届けします。
食べ物や飲み物をうまく飲み込むことができない状態は、摂食嚥下障害と呼ばれます。一般的には嚥下障害とも呼ばれます。
この障害は、脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)による麻痺や、口から胃へ食べ物や液体を適切に送るために必要な筋肉や神経の機能に問題があること、加齢による筋力の低下が主な原因とされます。
摂食嚥下障害の症状には、食べ物や液体の飲み込みに困難を感じる・喉に詰まる感覚・咳や嘔吐・声の変化…なども含まれます。加齢や神経・筋肉の疾患、脳卒中、または口腔や咽頭の病気など、さまざまな要因によって引き起こされる可能性があるんです。
摂食嚥下障害は治療や管理が必要な場合があり、治療法にはリハビリテーションや栄養補助、嚥下訓練などが含まれます。早期の診断と適切な治療が大事です✨
歯科医師・歯科衛生士・管理栄養士がサポートします
摂食嚥下障害の改善には、歯科関係者に限らずご自身の症状に合った専門医の診療が必要となりますが、一般的に歯科では以下のサポートができます。
① 口腔内の状態をチェックし、口腔内の異常や嚥下に影響を与える可能性のある要因を特定します。歯の状態、歯茎や口腔粘膜の健康状態、顎関節の機能、および顎の動きのチェックなどが含まれます。
② 口腔内の健康状態を維持することは、摂食嚥下障害の管理に欠かせません。歯科医師・歯科衛生士が患者様に口腔ケアの指導を行い、歯周病や口内炎などの状態を発見または改善するための適切なケアを提供・指導します。
③ 摂食嚥下障害が歯の不正咬合(噛み合わせの悪さ)や欠損(失われた歯)に関連する場合、補綴治療を提供することがあります。たとえば入れ歯やブリッジなどの補綴物を提供して咬合を改善することで、食事を摂る能力を向上させるなどの処置をすることができます。
④ 管理栄養士は、患者様の摂食嚥下障害に対応できるように、食べ物を食べやすくするための調理方法や、適切な食事の摂り方に関する情報を提供します。当院(梅田にあるカツベ歯科クリニック、南森町カツベ・こども矯正歯科の両方)には管理栄養士の有資格者が歯科助手との兼任で在籍しており、嚥下障害がある方だけに限らず、すべての患者様のお食事の指導やご相談に乗ります😊
嚥下体操
最後に、飲み込む力を改善する体操の方法を紹介する動画をご紹介します。飲み込む力が衰えを指摘・診断された場合は、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会公式チャンネルさんのこの動画の運動が有効です✨
企画監修:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 広報委員会
嚥下リハビリ監修:防衛医科大学校講師 宇野光祐先・言語聴覚士 谷合信一先生
撮影協力:宮尾耳鼻咽喉科クリニック(新潟市)
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